下仁田で蒟蒻が盛んになったのは?


 

下仁田上小坂の辺の畑
(右上に見えるのが妙義山)
下仁田町は山間の河川に沿って集落が点在し畑も山の斜面地を利用した段々畑が多いのです

理由その1
蒟蒻は強い日差しを嫌います
(山間で日照時間が短い下仁田にピッタリ)

理由その2
蒟蒻は排水の良い所を好みます
(下仁田の畑は山の斜面が多く水はけ良すぎる位)

理由その3
蒟蒻は天災に弱い(下仁田はからっ風も平坦地より穏やかで台風などの水害も少ない)

理由その4
昔は水車小屋で精粉した(下仁田の河川は幅は狭いが流れは速く水車を回のに適している)
 位置(下仁田町役場所在地)
東経138度 47分32秒 北緯36度 12分34秒
面積
188.27㎢ 山林約86%

交通アクセス
上信越自動車道下仁田IC  練馬ICより約105km(約1時間10分)
上信電鉄 下仁田駅 高崎駅より約32km(約1時間)

特産品
こんにゃく、下仁田葱、しいたけ

 

  現在では 品種の改良が進み、平坦地での栽培も広がり産地は拡大しました。
平坦地での栽培の広がりと共に栽培の主力は群馬県の北毛地域に移り、下仁田の栽培の割合はついにベスト10にも入っていません。
平成15年現在14位(群馬県内)下仁田蒟蒻が有名なのは昔栽培が盛んだった頃に精粉業者が多く下仁田にあった為、現在でも生玉の多くが下仁田に集る為です。
あかぎおおたま 

 
   来歴:支那×金島在来
命名登録年次:昭和45年
高年生での肥大に優れる
低温障害、病気には強いが高温干ばつ下では日焼けが多発
水分含有率は高いが粘度には優れる
標高300~600m位に適
(下仁田町は1番低い所が261m)

 なぜ下仁田産が減少の一途なのか
蒟蒻芋の価格は産地や品質によっては決められず、1俵当り(30kg)の値段を品種毎に決め、その価格に基づいて取引きされる為です。
  下仁田地区の土質は締まっている為あまり肥大化しません。したがって下仁田地区の農家はどうしても面積当りの売り上げで不利になる上、畑も山間地が多く重労働となる為、跡継ぎが少なく生産者の高齢化と共に減少しております。

 原材料原産地表示=原材料の産地を明確に表示。
下仁田の蒟蒻芋それも冷凍芋ではなく、畑からの掘り取り芋を使用し、より自然に近い昔ながらの蒟蒻。更に取れた畑まで原材料をトレースし、安心な蒟蒻を提供する。

甘楽富岡地区の水

 
かぶら川で 水のp.Hが基準値*を超える割合
 
利根川で 水のp.Hが基準値*を超える割合

水の基準(p.H)*   水素イオン濃度=p.H      pは小文字です
農業用水 6~7.5  水道用水 6.7~7.5 が基準値となります
特に水道用水の場合8.5を超えると 塩素の利きが悪くなるなど弊害もあります
上記の表は この基準値を上回る割合です

蒟蒻の固まる原理
蒟蒻の主成分であるグルコマンナンは 急激なアルカリ反応で凝固する性質を持っております 蒟蒻製造業者が 水酸化カルシウムを使用している理由は 安価でしかも p.Hの変化が急激に起こる為です しかし弊害もありアルカリ反応が急激に起こると蒟蒻特有と言われるあのニオイ(トリメチルアミン)が大量に発生します。 

p.Hが高いと蒟蒻造りに有利な理由
蒟蒻を凝固させ しかも 常温で長期保存させる為 現在の蒟蒻製造業者の殆どがp.Hを11以上に保って製造販売しております。
甘楽富岡地区では 蒟蒻の命とも言うべき水のp.Hが高い為 製造段階で使用する 水酸化カルシウムの使用量を 減らす事が出来ます(少なくても固まる為)だから
  甘楽富岡地区の蒟蒻は臭いが少ないのです。(まじめな原料でまじめに造った場合のみ)

 

下仁田産へのこだわり下仁田産の蒟蒻古式バタ練り製法顔の見える蒟蒻